色違い厳選の確率を少しでも上げる方法。

前回、前々回と僕の好きな色違いポケモンを紹介しました。

こいつこんなにポケモン好きなんだな、めっちゃ色違い好きじゃん、暇かよ。とかそう思ってもらえるだけで十分です。

記事を見てくれた方の中には、うーんやっぱり僕も、私も色違いが欲しい!と思った方がいるかもしれないので色違いと出会える確率を少しでも上げる方法を紹介したいと思います。

 

まず色違いに出会う確率をあげる方法としては『ダイヤモンド・パール・プラチナ』に登場する「ポケトレによる連鎖」や最新作の『スカーレット・バイオレット』で「サンドイッチの効果で、かがやきパワーを発生させる」があげられます。

f:id:shishi-ryo:20240325234734j:image

f:id:shishi-ryo:20240325234736j:image

 

あまり有名ではありませんが、海外産ポケモン(海外から送られてくるポケモンーミラクル交換や友達と交換)と一緒に預けて受け取ったタマゴから色違いが産まれる確率は2048分の1もしくは1366分の1まで高くなり、よく国際孵化と呼ばれていますね。

 

第5世代の『ブラック2・ホワイト2』以降になると全国図鑑を完成させる等の条件を満たすと色違いポケモンと出会いやすくなる効果を持つ「ひかるおまもり」をもらうことができます。

f:id:shishi-ryo:20240325234845j:image

第6世代『X・Y』では色違いと出会える確率が4096分の1に上がったり、「連続釣り」として同じ場所でひたすら釣りを成功させるだけでも色違いと出会う確率が上がるようになりました。

他にもポケトレの復活、色違いの出現率が少し高い群れバトルフレンドサファリなどがある。

f:id:shishi-ryo:20240325235022j:image

f:id:shishi-ryo:20240325235026j:image

第7世代『サン・ムーン』でも乱入バトルで色違いの出現確率が上がったり、と色違いを厳選するハードルは下がってきてます。

f:id:shishi-ryo:20240325235103j:image

が、しかし物欲センサーが働いてしまうので確率通りにはいかないのが現実です、、、。

(⚠︎噂ではモンスターハンターでは欲しい素材を手に入れようと同じクエストを周回すると欲しい素材が手に入りづらくなるシステムがあるらしい。ポケモンにも導入されているのかは謎。)

 


第2世代『金・銀』では個体値で色違いを判定している関係から、親が色違いのポケモンならタマゴから産まれる子供が色違いになる確率が上がります。

確実に手に入る赤いギャラドスを使用するのが一般的で、タマゴグループの関係もあるけど色違いのメタモンを入手できれば更に夢が広がって、メタモンを使用した場合その確率は驚異の64分の1になると言われている。

ちなみに「色違いに必要で必ず親と同じ数値が遺伝する個体値」が存在するので、該当箇所さえ一致していれば親が色違いである必要はないとされています。

 

1匹以上の色違いのポケモンが出現する確率、あくまで理想論としては、第2世代から第5世代までの確率環境であれば2357匹目までで25%、5678匹目までで50%、11356匹目までで75%となっています。

第6世代以降の確率環境では1179匹目までで25%、2839匹目までで50%、5678匹目までで75%です。

国際孵化(2048分の1)の確率環境であれば590匹目までで25%、1420匹目までで50%、2839匹目までで75%になっていて、国際孵化(1366分の1)の確率環境であれば393匹目までで25%、947匹目までで50%、1893匹目までで75%です。

こうやって確率を見ると、国際孵化の方が早く出そうな気がしますよね。

しかし孵化させるのには時間が少しかかるため、孵化よりも野生で遭遇する方が早い気がしますね。

 

またゲーム中では必ず色違いで出現するイベントも用意されています。

金・銀・クリスタル』、『ハートゴールドソウルシルバー』では「赤いギャラドス」が出現。

ブラック2・ホワイト2』ではイッシュ地方図鑑を埋める事によって行ける場所の「しぜんほごく」で「黒いオノノクス」に出会う事ができます。

そしてバンジロウを倒すとフカマル(ブラック2)ミニリュウ(ホワイト2)を貰えらようになります。

LEGENDSアルセウス』では、受けると必ず現れるポニータの色違いを捕獲して依頼主に見せるクエストがあるので、それで捕まえることができます。

 


過去にはプレゼントとして「色違いポケモンの配布、配信」することもありました。

ルビー・サファイア』では、「きのみ問題(バグでき、きのみが成長しなくなる)」の解決パッチと共に赤いジグザグマが全員にプレゼントされています。

きのみ問題↓

https://wiki.%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%A2%E3%83%B3.com/wiki/%E3%81%8D%E3%81%AE%E3%81%BF%E5%95%8F%E9%A1%8C

第4世代では公式大会参加者プレゼントとしてミロカロスイーブイが配布されたことがあります。

 

他にも映画の前売券特典として色違いポケモンを配布したことがあり、2010年にスイクンエンテイライコウの色違いが、2020年にはセレビィの色違いが配信されました。

ブラック・ホワイト』では映画公開の記念でサザンドラゴルーグの色違いが配布され、辰年にちなんで色違いのドラゴンポケモンが生まれるタマゴがポケモンセンター限定で配信されたり、『ポケモン+ノブナガの野望』の発売記念からレックウザの色違いの配信があった。

f:id:shishi-ryo:20240326225035j:image

さらに2013年には『神速のゲノセクト』と称して赤いゲノセクトが配信された。

第6世代ではアニメとの連動でゼルネアスイベルタルポケモンセンターでの配信でディアンシー、2016年には映画公開記念でサーナイトゲンガーが配信された。

 


GTSに出回っている色違いのポケモンは「改造」として作られたポケモンだったりする事が多いので手を出さないほうが良いです。

貰ったからと言ってデータが壊れることは無いと思いますが、不正なデータと思われてる公式の修理を受けられなくなる場合があります。

伝説のポケモンのLv100で検索すると、それらしきものがよく出てきますが、検索するだけならソフトに影響はありません。


第4世代後期からは乱数調整が広まり、一般よりも遥かに少ない手間で色違いかつ理想的な個体値を持つポケモンを入手する事が出来るようになりました。

第5世代以降はさらに広まり「ランダムマッチの対戦相手の手持ちが全員色違いだった」なんてことも珍しい事ではなかったです。

もちろんこれらは改造では無い(ということになっている)事が上記のGTS産との最大の違いです。

さらに一般的に人気が高いとされる色違いは公式がWi-Fiや現地配布(大体ポケモンセンター)で必ずと言ってもいいほど配布するようになった。

黒いリザードン黒いレックウザ白いメガゲンガー黒いメガサーナイトはまさに人気が高かったです。

f:id:shishi-ryo:20240326230014j:imagef:id:shishi-ryo:20240326225923j:image

 

第8世代のソード・シールドでは条件付きでしたが、色違いのゼラオラがユーザー全員への配布がありました。

f:id:shishi-ryo:20240326230129j:image


ここ10年くらいは色違いの配布が多かったので「一部の色違いの希少価値」が薄れている感じがします。

それでも国際孵化ポケトレでの出現を試みたり、乱数調整であっても「育成の効率の上昇」という本来の目的を無視して、時間をかけて色違いの出現を目指したりと、何かしら魅かれる要素があるという事は間違いないです。



色違いのポケモンモンスターボールが出て戦闘に出るとキラッと星形のエフェクトが出ます。

第8世代ではひし形のエフェクトを出す「レア色違い」が登場しました。

f:id:shishi-ryo:20240326230809j:image

右側が通常の星形のエフェクトで、左側がひし形のエフェクトです。

これらの入手確率は、星形が15/16、ひし形が1/16となっています。

これは色違いが出る確率そのものではなく、色違いが出ると判定された場合、さらにそこから15/16又は1/16でエフェクトが決まるという意味です。

 中にはひし形じゃ無いとレアじゃないから、という理由でお目当ての色違いが出ても再度、色違い厳選をし直す人もいます。

僕はそこまでではありませんが、、、。

 

8世代から連鎖での出現率上昇が廃止されていて、その代わりにポケモンの撃破数がカウントされるようになっています。

撃破数に応じて色違いの出現率が上がる仕様へと変更され、500匹倒すことで出現率が最大の6倍(1/683)へと上昇するこの仕様は公式でも公表されていました。


Let'sGo! ピカチュウイーブイ』では、完全なシンボルエンカウントのシステムが初採用され、色違いもシンボルの時点で判る仕様確率は1/4096になっています。

出現率の上げ方は、かなり根気がいりますが同じ種族を途切れず連続で捕獲し続け、連鎖を数十匹以上繋ぐ事です。

ボールから脱出されたり弾かれると最後は逃げられてしまい連鎖が途切れてしまうが、逃げられる寸前の予兆があるのと、こちらが逃げれば連鎖は切れないのでそこまで厳しくは無いです。

ひかるおまもり」を持っていれば出現確率はさらに上昇します。(そのためには図鑑埋めが必須です。

f:id:shishi-ryo:20240326234346j:image


ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール(BDSP)』では基本的な要素などリメイク前とはほとんど変わりません。

しかしポケトレで入手できる色違い確率が最大で1/99まで上昇するようになりました。

これは色違い厳選勢からしたらかなりの嬉しいポイントでした。

これは正確に言うと、ポケトレで連鎖する度に少しずつ確率が上がっていき、確率が最大になる40連鎖目で急に1/99まではね上がるのである。

ですが、ポケトレ自体の使い勝手がリメイク前と変わっているため、最大を出すには相当の根気が必要になります、、。

また、地下大洞窟では道中に出現しているディグダダグトリオに触れることでミニマップ下に表示されているゲージにポイントが上がっていき、40ポイントまで達成すると地下大洞窟内に出現する野生ポケモンの色違い確率が4分間だけ1/2048に上昇する。

ただし、第8世代のソード・シールドと同様にフィールド上の見た目は通常と同じであることに注意しましょう。

『BDSP』のみ「ひかるおまもり」の効果が何故かタマゴにしか反映されない点にも注意が必要です。

f:id:shishi-ryo:20240326234252j:image


『LEGENDSアルセウスでも色違いを捕まえることが可能であり、野生の場合はキラッとひかる演出がフィールド上で見ることができるので見た目で判断することができます。

この作品では色違い確率を上昇させる方法が今までの作品に比べて多く、今まで通りの「ひかるおまもりに加え、

①図鑑タスクを完成または完璧にする(完成で2倍、完璧で更に2倍され合計4倍)

 

②大量発生または大大大発生を活用する(大量発生が25倍、大大大発生が12倍)

 

これらを使うことにより色違い確率を上げることが可能で、特に確率が上昇するのは「ひかるおまもり図鑑タスク完璧大量発生」の組み合わせで、その確率は1/158まだ上げることができます。

大量発生するポケモンはフィールドを行き来することで切り替わるので、欲しい色違いがいる際はその方法で粘ってみると良いです。

ヒスイの御三家やミカルゲ等の大量発生で出現しないポケモンは大大大発生での入手がオススメです!

f:id:shishi-ryo:20240326234021j:image


第9世代ではひし形のエフェクトが廃止されてしまいました。

理由は解析によってその仕様が丸裸にされてしまい、乱数調整で出す方法が普及し過ぎたのが原因の1つと言われています。


この世代では、「ひかるおまもり」+サンドウィッチによる「かがやきパワーLv3」+大量発生で60匹以上倒すことにより、色違いの確率を1/512まで上げることができます。

これだけ聞くと「何だ、そんなに効率が良い訳じゃないじゃないのか。」と思うかもしれませんが、『スカーレット・バイオレット』の場合はオールシンボルエンカウントかつエンカウント前にシンボルを見ただけで色違いかどうかを確認することができます。

さらにピクニックに移行するとシンボルがリセットされる仕様があるため、色違いがいなければピクニックに入って再抽選するという小技を使えば回転率を劇的に向上させることができます。

f:id:shishi-ryo:20240327132340j:image


しかし実際の厳選には色違いが出るペースにムラがあるので、条件が揃っていれば長くとも大体1〜2時間もあれば野生厳選によって1体色違いが出るようになっているので、SVは色違いに出会う確率が最も効率良くなっている作品になっています。

 

ただし、野生出現する事が無いパルデア御三家(ニャオハ、ホゲータ、クワッス)は孵化厳選しか無いので注意しましょう。

そしてフィールドではエフェクトや音は出ないため目視で確認するしか方法がなく、単純に小さいポケモンは分かりにくいのはもちろんのこと、ポケモンによっては色違いの加減と区別が付きにくい場合や全身はあまり変わらず特定の部位だけ変化する、みいたなポケモンは遠目では出現していても気付かないことも珍しくないです。

一応、色違いのポケモンは自然に消えにくくなっているほか、レッツゴーによるおまかせバトルでは繰り出したポケモンが戦闘を拒否する。

など、わかりにくいポケモンにもシンボルから判断するための設定がされている。

 

また、オシャボに入れるのも簡単で、捕まえた色違いポケモン個体値努力値はアイテムによって後から変更する手段があるので、手に入れた色違いを対戦で使うことも問題なくできます。

色違いの入手が簡単になった一方で、ただ色違いを求めるのではなく、あかし持ち最大/最小サイズの色違いといった通常の色違いよりも、さらに希少な色違いポケモンを追い求める人も増えました。

かがやきパワー」と一緒にサンドイッチの効果で「二つ名パワー」「でかでかパワー/ちびちびパワー」を発動させることで、さらに確率を上げられるものの、それでも入手は至難の業です。

ちなみに従来のような国際孵化による色厳選も勿論可能ですが、タマゴの入手が第9世代では育て屋(預かり屋)からピクニックに変わったことで入手効率が落ちたことから、野生で捕獲できないポケモン個体値・ボールを遺伝させたい場合を除いて、大量発生+サンドイッチで色厳選する者が多くなっています。

 

いかがでしたでしょうか。

過去作をプレイして色違いを捕まえたい方、今現在BDSPやレジェンズアルセウス、SVをやっている方は参考にしていただけたら嬉しいです。

捕まえられる限りの色違い本当に持ってるの?という疑問がある方も多いと思うので、それが本当かどうかの証拠をお見せしたいと思うのでご期待ください。